カーペットを使おう!

カーペットについて書いたり書かなかったり

じゅうたんに使用される繊維は主に5つの素材があります。この素材の特徴を生かして、使用する場所や用途によって最適なものを選択していくことが賢いじゅうたんの利用になります。その5つの素材をご紹介していきます。まず一番に思いつくのはウールです。ウールはコットンと並んで消費量が多く、衣料用の原料はオーストラリアからの輸入が殆どですが、じゅうたん用としてはニュージーランドや英国からの原産品も使用されています。

この素材の特徴としては、吸音性、染色性、吸湿性、汚れにくく落しやすい、難燃性、クッション性、保温性などの非常に優れた性能を持っています。アクリルはやはりじゅうたんの素材としてはよく使われますが、弾力性や保湿性に優れ、ウールに似た風合いが人気です。また吸水性が少ないため、水溶性の汚れがつかず、帯電性も小さく、耐薬品性があり、カビや虫害も受けません。さらに鮮明な色合いがえられ、堅牢性が高いのも魅力です。ナイロンの特徴は、引っ張り強度が特に強く、水に濡れても強度は殆ど変わりません。薬品や油、カビや虫害を受けつけないのも大きな利点となっています。素材の特性から、歩行量の多い廊下,階段、ホールなどの場所への利用が適していると言われます。ただ、逆に問題点としては、静電気がおこりやすいこと、手玉ができやすい、高温では軟化溶融したり白いものは紫外線の影響を受けて変色しやすいなどがあり注意が必要となります。

ポリプロピレンは、ナイロンと同様に強度に優れ、繊維の中でもっとも軽く、酸やアルカリなどの化学薬品に強く、カビなどにも抵抗力があります。ただし、吸湿性がないため、濡れても乾きやすい反面染料とは馴染まないことから、プラスチックなどの彩色と同様に原料のうちに顔料を入れて着色するなどの方法がとられています。従って鮮明性には乏しいものの、堅牢性にはすぐれているといえます。カーペットの原料とした場合には、弾力性に乏しく、熱に弱く、堅い感触がするといった問題がありますが、こうした特性を生かす形でニードルパンチやレベルループカーペットなどに使用されるようになっています。最後にポリエステルですが、この資材は摩擦に強く、しわにもなりにくく、形態安定性に優れています。合成繊維の中では最も熱に強く、日光や薬品に対しても強く、カビや虫害にも冒されず、吸湿性が少ないため渇きが早いという特徴があります。こうした個別の素材の利点と難点を見極めたうえで住宅の個々の場所でうまく利用していけると快適な生活を楽しむことができるのではないでしょうか。

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